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インプラント治療のトラブルが増えている理由

インプラントによる治療は、今まで話をさせて頂いたように、従来の歯科治療よりも治療後に違和感なく日常生活を送ることができることから、大変期待をされている治療方法のひとつです。
しかし、インプラント治療は、歯根となるインプラントを顎の骨に埋め込むなどの外科手術をおこなう必要があるため、専門的な知識と豊富な経験が求められる治療方法でもあります。
しかし、インプラントによる歯科治療は、健康保険が対象にならない自由診療であるため、明確な治療方法が定められていないうえに、保険診療のようなしっかりとした監督がおこなわれていないという現状があるため、外科手術の知識や経験がほとんどない歯科医師がインプラントの手術をおこない、手術後にさまざまなトラブルを起こすことが問題となっています。

具体的なトラブルには、手術後に大量出血をして3年間治療のために通院をしても、なかなか状態が良くならずに転院をすることさえ認めてくれないというケースや、手術後5ヶ月経っても炎症が治まらないため、別の病院に行ったところ土台からやり直す必要があると言われたケース、手術後しびれが取れずに食べ物を食べる度に口からこぼれるといったケースなどがあります。
平成6年から平成11年までの5年間に国民生活センターに寄せられたインプラント治療によるトラブル件数は343件もあり、平成12年度以降も増え続けています。
このようにトラブルが頻繁に起こるようになった背景には、歯科医が増え過ぎたことにより経営状況が悪化をしている病院が増えていることが関係をしていると言われています。

インプラント治療は、先ほども話をしましたが自由診療であるため、治療費を各病院で自由に設定をすることができます。
そのため、経営状況の厳しい病院にとって、高い治療費を設定することのできるインプラント治療はとても魅力的であり、少しでも経営状況を改善させようと、十分な技術を持たないのにインプラント治療をおこなう歯科医が増えているのです。
このような話をしていると、インプラント治療をおこなうことが恐ろしく危険なことのように感じるかもしれませんが、適切な処置をおこなうことさえできれば、インプラント治療は決して恐ろしい治療方法ではありません。
トラブルに合わないためにも、「還元セール!」「99.9%治る!」「治療費数万円!」など、医療機関とは思えないような宣伝文句をうたっている病院に注意をして、治療をおこなう前にしっかりとしたカウンセリングをおこない、術前、術後の経過を患者が納得するまで説明をしてくれる歯科医を選ぶことが重要となるのです。

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